障害ある人が接客など仕事に必要な技能を競う大会 秋田市

特別支援学校の生徒など障害のある人が、接客など仕事に必要な技能を競う大会が秋田市で開かれました。

この大会は、障害がある人に仕事で必要とする技能を高めてもらおうと行われているもので、県内の特別支援学校の生徒など40人が参加しました。

大会は6つの種目で行われ、このうち、「喫茶サービス」では、客から注文を受けて飲み物などを運ぶ対応が手際よくできているか競っていました。

また「ビルクリーニング」の種目では、清掃作業の正確さやスピードを評価していて、参加者は、モップなどの清掃道具を使いわけながら制限時間内に隅々まで掃除していました。

「ビルクリーニング」に出場した18歳の男子生徒は「仕上げとしてモップを使い小さなゴミまで取りました。時間内に終わってよかったです」と話していました。

主催した、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構秋田支部の結城聡さんは「出場者には培った高い技能を披露してもらい、雇用につながったらうれしい」と話していました。