秋田で「朝市」開催 県産の野菜や手作りの品を販売

地域の活性化につなげようと、県産の野菜や手作りの品を持ち寄る「朝市」が秋田市で開催されました。

この朝市は、地域の活性化につなげようと市内の企業などで作る団体が企画したもので、これから毎月第4金曜日に秋田市中通にある「エリアなかいち」の広場で開催されます。

初開催の23日は、秋田市内で生産されたトマトやキャベツなど今が旬の野菜のほか、手作りのジャムや雑貨も販売され、訪れた人たちは販売する農家の説明を聞きながら買い求めていました。

また、訪れた人には採れたての野菜を使ったスープが無料でふるまわれていました。

市内の60代の女性は「散歩の途中に見かけたので立ち寄りました。キャベツを買ったので、コールスローやみそ汁に使って食べたいと思います」と話していました。

出店した20代の男性は「お客さんの反応を知ることができ、いろいろな出会いもあったので、出店してよかったです」と話していました。

朝市を運営する三浦彩夏さんは「朝市を開催することで、秋田の農産物や手作りの品が広まり、秋田がにぎわってくれればうれしいです」と話していました。

この朝市は、ことし10月までの毎月第4金曜日に、午前8時から午後1時まで開催される予定です。