ガソリン価格165.1円 4週ぶり値下がり

今週の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットルあたり165.1円と4週ぶりに値下がりしました。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、今月19日時点の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットルあたり165.1円でした。

先週より0.2円下がり、4週ぶりの値下がりとなりました。

ガソリンなどの燃料価格の負担軽減策として国が石油元売り会社に支給している補助金は、今月以降、支給額が25円以下の場合、先月まで100%だった補助率が2週間ごとに10%ずつ段階的に引き下げられます。

今月15日からは補助率が80%に引き下げられ、この影響もあって全国平均ではガソリン価格が5週連続の値上がりとなりました。

経済産業省は22日以降、各地のガソリンスタンドに卸される分から、1リットルあたり9.0円の補助金を支給することにしています。

今後の見通しについて、石油情報センターは「直近の原油価格はいくぶん下がっているが、政府の補助金の額も減ることから、来週は値上がりが見込まれる」と話しています。