新人警察官らに自転車のヘルメット贈呈 着用推進のモデルに

自転車のヘルメット着用が努力義務になったことを受け、着用を推進するためのモデルになってもらおうと、県警察学校に通う警察官などにヘルメットが贈られました。

道路交通法の改正で、ことし4月から、自転車に乗るすべての人を対象にヘルメットの着用が努力義務になりました。

これを受けて、県遊技業協同組合などが、ヘルメット着用を推進するためのモデルになってもらおうと、この春警察学校に入校した新人警察官などにヘルメットを贈ることになり、21日、代表の警察官2人などにヘルメットを手渡しました。

これに対して、県警察学校の佐々木薫学校長が「新人警察官が着用している姿を県民や地域住民に見てもらい、着用を広く呼びかけていきたい」と述べました。

県警察本部によりますと、自転車が関係する事故で去年は3人、ことしは20日の時点で1人が亡くなっていて、いずれもヘルメットを着用していなかったということです。

ヘルメットを受け取った雲寳実生巡査(22)は「まずは自分が手本となるようにヘルメットを着用し、家族や友人などにも呼びかけていきたい」と話していました。