大館能代空港でクマが滑走路横切る 運航に影響なし

15日午後、北秋田市の大館能代空港でクマ1頭が滑走路を横切っているのが目撃されました。
空港の管理事務所によりますと、クマは柵を乗り越えて空港の外に出ていき、航空機の運航に影響はないということです。

15日午後3時半ごろ、北秋田市の大館能代空港で、敷地内の草刈りをしていた作業員が、クマ1頭が滑走路を北から南に歩いて横切っていくのを見つけました。

空港の管理事務所によりますと、クマは滑走路の中央からおよそ400メートル西側の滑走路を横切り、およそ40分後に、空港の南側の柵を乗り越えてやぶに立ち去っていったということで、航空機の運航に影響はないということです。

滑走路の周辺は航空機が離着陸するため立ち入りが規制されていて、周囲は高さ2メートルほどの柵に囲まれています。

管理事務所で柵の点検をしたところ、被害はなかったということで、クマが柵を越えて滑走路に入ってきたとみています。

警察は、クマが立ち去った空港の南側の道路でパトロールを強化しています。