陸上のトップアスリートが高校生に特別授業 秋田市

陸上のトップアスリートが秋田市の高校で特別授業を行い、生徒たちに何事にもチャレンジすることの大切さを語りました。

この特別授業は、秋田市にある通信制の第一学院高校が行ったもので、第一学院高校の教員で、去年の陸上混成競技の日本選手権、10種競技で優勝した奥田啓祐選手が教壇に立ちました。

奥田さんは、まず10種競技が100メートルなどのトラック種目に、円盤投げややり投げといった投てき種目、それに走り高跳びなど跳躍種目、合わせて10種目の総合力を競うことを映像を見せながら紹介しました。

そして、10種競技は大学生から始めたということで、日本一になった自身の経験から小さなことでも1歩前に出てチャレンジしていくことが自分を成長させることにつながると生徒たちに語りました。

話を聞いた女子生徒は「何事にも勇気を出して挑戦することの大切さを学んだので、これからの生活にも生かしていきたい」と話していました。

奥田さんは「自分も新たなことに踏み出したことで変わったので、生徒たちにもさまざまなことにチャレンジしてもらいたい」と話していました。