大館能代空港と県内宿泊施設の利用者に県が割引クーポン発行へ

大館能代空港の利用者の増加につなげようと、秋田県は、大館能代空港と県内の宿泊施設を利用した人を対象に、回数に応じて宿泊施設での割引額が増えるクーポンを発行することを決めました。

このクーポンは、大館能代空港を利用して県内の宿泊施設にも泊まった人を対象に秋田県が発行するもので、回数に応じて割引額が増える仕組みです。

クーポンは、再び秋田を訪れる時に県内の宿泊施設で使うことができて、割引額は2回目に訪れる時は5000円、3回目は1万円、4回目以降は1万5000円です。

県は、ことし8月ごろにクーポンを発行したいとしています。

大館能代空港と東京・羽田空港を結ぶ便は、1日3往復の運航が再来年の3月まで続けられることが決まっていますが、その後も3往復を続けるためには利用者の増加が大きなカギを握っています。

県交通政策課は「大館能代空港のリピーターになってもらうことで、ビジネスや観光などの利用者の増加につなげていきたい」としています。