能代港で風力発電に親しむイベント 風車のタワーに親子で絵も

風力発電に理解を深めてもらうイベントが能代市で開かれ、親子連れなどが巨大な風車のタワーに海に関する絵を描くなどして楽しみました。

このイベントは、世界的に風力発電の促進に理解を深める今月15日の「グローバルウインドデイ」にちなんで、能代市と市内の関連企業が共同で開きました。

能代港にある広場では、洋上風力発電の風車まで、メンテナンスを行う作業員や物資を運ぶ専用の船の見学のほか、能代と風車に関するクイズ大会などが行われました。

なかでも人気を集めたのが、高さ78メートルの巨大な風車のタワー部分に絵を描くことができる「お絵かきコーナー」です。

参加した親子らは、絵筆を手に青い空を背景にした風車やクラゲといった海の生き物など、海をテーマにした色鮮やかな絵を描き上げていました。

小学生の女の子は「ふだん描かないところに絵を描くことができて楽しかったです」と話していました。

また、自転車のペダルをこいで発電して氷を削る機械を動かし、かき氷を作って食べるコーナーもあり、訪れた人たちは楽しみながら風力発電に理解を深めていました。