ペンギンのひなが7羽誕生し人気集める 男鹿水族館GAO

男鹿市の水族館では、ペンギンのひなが次々と誕生し、ふわふわの羽毛に覆われたかわいらしい姿が人気を集めています。

男鹿市にある「男鹿水族館GAO」では、頭に大きな飾り羽を持つ「キタイワトビペンギン」と、黄色いくちばしと足が特徴の「ジェンツーペンギン」の、2種類のペンギンおよそ70羽を飼育しています。

このうち、キタイワトビペンギンのひな7羽が先月中旬から今月中旬にかけて、相次いでふ化しました。

「男鹿水族館GAO」でペンギンのひなが1度に7羽ふ化したのはこれまでで最も多く、ひなを育てることができる親のペンギンなどが少ないため、6羽は展示場で見ることができますが、1羽は別の部屋で人工保育となっています。

ひなはふわふわの羽毛に覆われていて、親鳥の足元に寄り添ったり巣箱から顔を出したりして、かわいらしい姿を見せています。

水族館によりますと、7羽とも順調に成長していて、人工保育のひなも早ければ1か月ほどで展示場で見られるようになるということです。

水族館の飼育担当者は「いましか見られないふわふわの羽毛や親ペンギンからえさをもらう様子をぜひ見てほしい」と話していました。