NHKアナウンサーと高校生が災害時の避難を考える防災教室

NHKのアナウンサーと高校生が、大雨や地震の災害時の避難の「呼びかけ」を考える防災教室が、湯沢市で開かれました。

この防災教室は、大雨や地震などの災害時に、大切な人を守るための避難の「呼びかけ」についてNHKのアナウンサーとともに考えてもらおうと、NHKが全国各地で開いているものです。

18日は湯沢市にある湯沢翔北高校雄勝校をNHK秋田放送局の山中翔太アナウンサーが訪れ、全校生徒36人とともに避難の「呼びかけ」について考えました。

この中で、山中アナウンサーは、実際の放送での「呼びかけ」を紹介したうえで、身近な人が、相手のことを思って語りかける「呼びかけ」には強い説得力があると訴えました。

その後、災害級の大雨が予想された場合、家族や友人などにどんな言葉をかけるかという想定で、生徒それぞれが「呼びかけ」の内容を考え、発表しました。

生徒たちは具体的な避難に結びつくよう「避難所にひとりでいくのは不安だから一緒に行こうと誘う」などの「呼びかけ」を発表していました。

参加した生徒は「災害のときには自分から率先して避難を呼びかけていきたい」とか、「家族や大切な人を守るため、日頃から避難場所を確認し、ハザードマップを見ていざというときに備えていきたい」などと話していました。