インフルエンザ 2週ぶりに患者増加 引き続き感染対策徹底を
今月26日までの1週間に県内でインフルエンザと診断された人は、前の週から1.1倍となり、2週ぶりの増加となりました。
「インフルエンザ警報」が出されている地域があることから秋田県は引き続き、感染対策を徹底するよう呼びかけています。
県によりますと、今月26日までの1週間に県内51の医療機関から報告があったインフルエンザの患者は、1医療機関あたりの平均で11.14人と前の週の1.1倍となり、2週ぶりの増加となりました。
このうち、「インフルエンザ警報」が出されている由利本荘保健所管内では、27.33人と前の週の1.4倍となっています。
また、湯沢保健所管内では21.25人と前の週から16.25人増え、基準の10人を上回ったことから「インフルエンザ注意報」が新たに出されたほか、大館保健所管内でも引き続き、注意報が出されています。
県は、手洗いや換気、マスクの着用など基本的な感染対策を引き続き徹底するとともに、重症化のリスクが高い高齢者や基礎疾患のある人は、症状が出た場合、早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。