雄勝中央病院で入院患者ら20人 ノロウイルスの集団食中毒
湯沢市の病院で入院患者など20人が、下痢やおう吐などの症状を訴え、湯沢保健所は給食が原因のノロウイルスによる集団食中毒と断定して、調理した施設を3日間の営業停止処分にしました。
集団食中毒が起きたのは、湯沢市の雄勝中央病院です。
県によりますと、病院では、給食を食べた入院患者19人と職員1人のあわせて20人が下痢やおう吐などの症状を訴え、複数の人からノロウイルスが検出されたということです。
いずれも、症状は軽いということです。
湯沢保健所は、今月14日に病院内の施設で調理された給食が原因とする集団食中毒と断定し、施設に対し、18日から3日間、営業停止処分としました。
県はノロウイルスによる食中毒を予防するため、調理や食事の前にしっかり手を洗い、調理の際は食材を十分加熱するなど、対策を徹底するよう呼びかけています。