小正月の行事「犬っこまつり」3年ぶりに開催 湯沢市

大きな犬の雪像が並ぶ湯沢市の小正月の行事、「犬っこまつり」が3年ぶりに開催され、家族連れなどでにぎわいました。

湯沢市の「犬っこまつり」は、およそ400年の歴史があるといわれる小正月の行事で、盗賊が家に入らないよう、米粉で作った犬の置物を家の入り口や窓に供えたのが始まりといわれています。

会場には、地元の企業や学校の生徒が作った高さ2メートルほどの犬の雪像「犬っこ」と、雪の「お堂」が並んでいます。

新型コロナの影響で3年ぶりの開催となったこともあり、大勢の家族連れが訪れ、子どもたちが「犬っこ」の背中に乗って遊ぶなどして楽しんでいました。

また、県内外から愛犬を連れた人たちも訪れ、愛犬家と犬たちが「犬っこ」の前で交流を深めていました。

参加した家族連れは「天気にも恵まれ、久しぶりにお祭り気分が味わえて楽しいです」などと話していました。

「犬っこまつり」は、12日まで開かれています。