秋田市の2つの木材加工工場で火災 消火活動中けが人情報なし

27日、秋田市の秋田港の近くにある2つの木材加工工場から火災が発生し、いずれの火災も現在、消火活動が行われています。
今のところけが人などの情報はないということです。

警察によりますと、27日午前10時半ごろ、秋田市向浜1丁目にある「秋田プライウッド向浜工場」の従業員から、「工場内のサイロの中の木材チップが燃えているようだ」と消防に通報がありました。

消防がかけつけたところ、煙が出ているのが確認されたということで、消防による消火活動が現在も続いています。

警察と消防によりますと、この火災によるけが人はいないということです。

また、き27日午後2時すぎには「秋田プライウッド向浜工場」から北西におよそ500メートル離れた「新秋木工業」の従業員から「建物から黒い煙があがっている」と通報がありました。

警察によりますと、合板工場から出火し、消防が消火活動にあたっていますが、今も燃え続けていて、黒い煙が立ち上っています。

消防によりますと、鎮火のめどは立っていないということです。
また、警察によりますと、火災が起きたとき、工場には従業員などおよそ100人がいましたが、全員避難し今のところ、けが人などの情報はないということです。

警察は、この2つの火災についていまのところ関連はないとみています。

警察や消防では、いずれの火災も、火が消えるのを待ってから原因などを詳しく調べることにしています。