特産の「いものこ汁」味わえる「いものこまつり」 横手市
特産の里芋を使った「いものこ汁」が味わえる「いものこまつり」が3年ぶりに横手市で開かれ、家族連れなどでにぎわいました。
横手市山内地区は、「いものこ」と呼ばれる里芋の栽培が盛んで、収穫がピークを迎えるこの時期に「いものこまつり」が開かれています。
新型コロナの影響で去年とおととしは中止となったため、ことしは3年ぶりの開催で、会場の鶴ヶ池公園には大勢の家族連れなどが訪れました。
会場には、いものこと鶏肉やきのこがたっぷり入った「いものこ汁」が1500食用意され、飛ぶように売れていました。
18日の横手市は真夏を思わせる厳しい暑さとなり、訪れた人たちは、額に汗を浮かべながらいものこ汁を味わっていました。
仙北市から訪れた33歳の女性は「いものこがもちもちして食べ応えがあり、おいしかった」と話していました。
また、3人1組となって3分間にいものこをどれだけ高く積めるかを競うユニークなイベントも行われ、会場を沸かせていました。
参加賞としてもれなくいものこが配られ、参加した親子は「家でいものこ汁をつくりたい」と笑顔で話していました。