「浮体式」洋上風力発電を目指し 潟上市の沖合に模型浮かべる

秋田県内で導入が進む洋上風力発電で、風車を海面に浮かべる「浮体式」と呼ばれる方法の普及を目指し、秋田県潟上市の沖合で実証実験に向けた準備が行われました。

洋上風力発電における風車の設置方法は、風車の土台を海底に固定する「着床式」と呼ばれる方法と風車の土台を海面に浮かべる「浮体式」と呼ばれる方法があり、「浮体式」は「着床式」に比べて、より強い風が吹く沖合に設置できますが、風車の土台と海底をつなぐ鉄製のチェーンの移動費用など設置コストが高いことが課題となっています。

こうした中、造船大手の「ジャパン マリン ユナイテッド」は、「浮体式」のコストを減らし、普及を目指そうと、秋田県潟上市の沖合で実証実験を始めることになりました。

10日は、岸から3キロほど離れた海面に、縦横10メートルの風車の土台の模型を浮かべる作業が行われました。

実験には、土台と海底をつなぐチェーンに鉄製より軽くて安い合成繊維を使い、今後1年間かけて、チェーンが波や風の力に耐えられるかなどをチェックしていくということです。

実験は、土台と海底をつなぐ作業を終えしだい、来週から始まる予定です。