お盆期間中 秋田空港発着便の利用者 去年の2倍以上に

ことしのお盆の期間中、秋田空港を発着した便を利用した人は去年の2倍以上に増えましたが、新型コロナの感染拡大前と比べますと7割ほどにとどまりました。

全日空と日本航空は、今月6日から16日までのお盆の期間中に秋田空港を発着した便の利用状況を発表しました。

それによりますと、全日空の東京、大阪、名古屋、それに札幌を結ぶ便を利用した人はあわせて2万3421人で、去年の同じ時期のおよそ2.3倍、日本航空の東京、大阪、札幌を結ぶ便を利用した人はあわせて1万4245人で、去年のおよそ2.4倍でした。

一方で、新型コロナ感染拡大前の3年前と比較しますと、全日空、日本航空とも7割程度にとどまりました。

航空各社は「ことしは行動制限がなかったことや減便をしなかったため、去年を上回ったとみられるが、先月から再び感染が拡大したため、コロナ前の水準には届かなかった」と分析しています。

一方、大館能代空港と東京を結ぶ便のお盆期間中の利用者は6666人と、1日3往復に増便されたことから去年の3倍余りに増えました。