広範囲に浸水の北秋田市坊沢地区 農作物被害に落胆の声

大雨の影響で道路や田んぼなど広い範囲で浸水被害が出た北秋田市の坊沢地区では、14日、午後には水は引いたものの、農作物への被害が明らかになり、農家からは落胆の声が聞かれました。

北秋田市の坊沢地区では、13日、近くを流れる米代川があふれて水が流れ込み、市道や田んぼが水につかりました。

14日午後1時半ごろには、地区からは水が引いていましたが、田んぼの稲は泥をかぶり、道路には流されてきた草や木などが散乱していました。

中には10メートルほどの長さの木が電柱に引っかかり、道路をふさいでいる場所もあり、地区の中では現在も車の通行ができない場所があります。

坊沢営農組合で代表理事を務める長崎克彦さんは、米や大豆を栽培しているおよそ15ヘクタールの田んぼや畑がすべて水につかりました。

この影響で、大豆は収穫できなくなり、穂が出て花が咲く時期だった稲も品質が低下するおそれがあるということで、収穫量は減る見通しだということです。

長崎さんは「浸水被害は以前にもありましたが、これほど大きな被害は初めてです。ここまでは順調に育ってきて、ことしは良い品質のものができると考えていただけに残念です」と話していました。