棚の手前の商品から買う「てまえどり」で食品ロス削減を

まだ食べられるのに捨てられる「食品ロス」を減らそうと、秋田県は陳列棚の手前に並べられた商品から買う「てまえどり」を、呼びかける取り組みを始めました。

この取り組みは県がコンビニ大手のセブンーイレブン・ジャパンと協力して行います。

初日の1日は、佐竹知事が秋田市内のコンビニエンスストアを訪れ、陳列棚の手前に置いてあるおにぎりや惣菜を購入し、「てまえどり」の実践を呼びかけました。

県によりますと、県民1人が家庭で出す食品ロスの量は1日あたり103グラムあまりと全国平均の1.7倍で、県が去年7月に県民3000人を対象にしたアンケートでは、「てまえどり」をしていると答えたのは15%にとどまっているということです。

このため、県は、家庭で出される食品ロスの量を2030年度までに2000年度より半減させておよそ2万4000トンにする計画で、「てまえどり」などを呼びかけたいとしています。

佐竹知事は、「『てまえどり』の実践でごみ処理の費用も削減できる。食品ロスのごみ処理にむだな税金が使われているので、県民には少しでも意識して『てまえどり』に協力してほしい」と話していました。