森林伐採跡地に苗木 「再造林」推進の総決起大会 秋田市

林業関係者が集まって、森林を伐採した跡地に再び苗木を植えて新たな森林を育てる「再造林」の取り組みを進めていこうという総決起大会が秋田市で開かれました。

この大会は、県内の温室効果ガス排出量を実質ゼロにすることを目指し、再造林を推し進める秋田県などが開き、県内の林業関係者などおよそ100人が出席しました。

大会では、秋田県立大学木材高度加工研究所の野田龍准教授が講演し、再造林によって植えた森林が成長することによって二酸化炭素を吸収することから、「カーボンニュートラル」にも貢献できると説明しました。

そして、若手の林業従事者を代表して兼子長成さんと佐藤優衣さんが「これからの林業を引き継ぐ私たちが、この木を守り育て、未来の秋田の森林を作っていきます」と決意を述べました。

県によりますと、県内では50年ほど前に植えられた人工の秋田杉が伐採できる時期を迎えていることから、森林の利活用という意味でも再造林の重要性が高まっているということです。

県林業木材産業課の澤田智志課長は「伐採した秋田杉を資源として有効活用するとともに、再造林で引き継ぐことで、将来見据えた森林の育成を進めていきたい」と話していました。