秋田内陸縦貫鉄道 昨年度は1億9800万円余の赤字

秋田内陸線を運行する秋田内陸縦貫鉄道の昨年度の決算は、燃料費の高騰などで経費が増えた上に、新型コロナの影響で団体旅行客が減少したことなどから、前の年度よりもおよそ1400万円多い1億9800万円余りの赤字となりました。

北秋田市と仙北市の94.2キロを結ぶ秋田内陸線を運行する第三セクターの秋田内陸縦貫鉄道は27日、昨年度の決算を発表し、前の年度よりもおよそ1400万円多い1億9800万円余りの赤字となりました。

これは、燃料費の高騰と大雪による除雪回数の増加で前の年度よりも2100万円ほど経費が増えた上に、新型コロナの影響で団体旅行客が減少したことや、前の年度にあったコロナ禍による経営維持のための補助金などがなくなったためです。

また、昨年度の輸送人員は前の年度よりも2799人、率にして1.6%減って17万7192人と開業以来最も少なくなりました。

秋田内陸縦貫鉄道の吉田裕幸社長は「長引くコロナ禍で旅行需要の回復にはまだ時間がかかると思うので、まずは地元の人や県民にぜひ利用してほしい」と話していました。