大館市 市立扇田病院の病床問題 1年ほどかけて議論を継続

大館市は15日開かれた市議会で、市立扇田病院の病床を廃止して病床のない診療所に転換する方針について、今後、1年ほどかけて議論を継続していくことを明らかにしました。

老朽化のため建て替えが必要だとされていた市立扇田病院は、厚生労働省の政策で、3年前に再編や統合などの議論が必要だとして公表された全国の公立・公的病院の1つです。

大館市は国の政策や、104ある病床を残したまま建て替えるには多額の費用が見込まれることなどから、再来年の春までに病床を廃止して、診療所に転換する方針を決めています。

しかし、扇田病院に入院する患者の今後の受け入れ先など、十分な議論がなされていないといった住民からの指摘が相次いでいました。

このため、大館市は15日開かれた市議会の常任委員会で、今後、1年ほどかけて議論を継続していくことを明らかにしました。

大館市は、病床のない診療所に転換する案を基本に、現在、入院する患者の今後の受け入れ先など、病院関係者だけでなく介護担当の部署とも協議していくということです。