スマート農業でタマネギを東北の特産に 大潟村で実証実験

大潟村では、タマネギの生産拡大を目指して、最先端の技術を活用した「スマート農業」の実証実験が行われていて、12日、その様子が公開されました。

この取り組みは、大潟村の農業法人や農業・食品産業技術総合研究機構などがおよそ20ヘクタールのタマネギ畑で去年4月から行っているものです。

実証実験では、気象データなどをもとに、地域ごとに最適化した栽培マニュアルの作成を目指していて、種をまくタイミングや農薬の種類などを提供することで、農家を支援することにしています。

将来的には、東北地方各地のタマネギ農家の栽培スケジュールを管理することで、国内のタマネギの生産量が少なくなる、いまの時期を中心に出荷できるようにしていきたいとしています。

農業法人の涌井徹社長は「ほかの東北の県も巻き込んで、これまでの、タマネギは北海道というイメージを、東北特産というように変えていきたい」と話していました。

機構の東北農業研究センターの室崇人野菜新作型グループ長は「タマネギの育成は難しいので、それぞれの地域の農家にあわせた情報を送ってアシストできるようなシステムにしていきたい」と話していました。