滋賀 近江八幡 豊臣秀次の法要

豊臣秀吉の養子の秀次の命日にあわせて、15日、秀次が城を築いた滋賀県近江八幡市で法要が営まれました。

豊臣秀次は、秀吉の姉の子どもでその後、秀吉の養子となり、後継者として関白に就任しましたが、謀反の疑いをかけられ、1595年7月15日に自害しました。
命日にあたる15日、秀次が築いた近江八幡市の「八幡城」の跡にある「村雲御所瑞龍寺門跡」で法要が営まれ、地元の人などおよそ120人が参列しました。
法要では、僧りょらが読経を行ったあと、参列した一人ひとりが順番に焼香をして祈りをささげていました。
また、法要に先立って武将の格好をした人らが演舞を披露し、集まった観光客などが刀を使った迫力のある踊りに見入っていました。
「村雲御所瑞龍寺門跡」の詫間日寳門跡は、「この日を迎えられたことをうれしく思います。今後、もっとお互いがお互いを認め合う世界になり争いがなくなってほしい」と話していました。