夏の行楽シーズンを前にバスで交通安全を呼びかけ

夏の行楽シーズンを前に神戸市で交通安全を呼びかけるバスが運行されることになり、出発式が行われました。

このバスは、15日から「夏の交通事故防止運動」が始まったことにあわせて、警察と神戸市交通局などが企画しました。
車体の正面に交通安全を呼びかける横断幕が掲げられ、「やめて!ながら運転」といったドライバーへの呼びかけとともに、「無理な横断あかんで!」と歩行者に向けたメッセージも記されています。
神戸市兵庫区の広場では地域の人などおよそ100人が参加して出発式が行われました。
兵庫警察署の三木一也署長が、「これから夏休みやお盆など行楽シーズンに入り、交通量も増えるので、車だけでなく歩行者にも交通安全の啓発を進めて、事故のない地域を目指したい」とあいさつしました。
続いて、街頭活動にあたる警察官が、「悲惨な交通事故が発生しないよう、全力で取り組みます」と宣誓し参加者が拍手で見送る中、バス2台が白バイなどとともに出発していきました。
交通安全を呼びかけるバスはあわせて105台運行され、「夏の交通事故防止運動」が行われる今月24日まで、神戸市内の路線を走ります。