大阪 「港大橋」が開通50年 橋の頂上に登る「登頂ツアー」

大阪港のランドマーク、赤一色の「港大橋」が、15日、開通から50年を迎え、橋の頂上に登る「登頂ツアー」が行われています。

港大橋は、大阪港をまたぐ形で大阪・港区の天保山と住之江区の咲洲を結ぶ高速道路で▼全長980メートル、▼海面から橋桁までの高さは51メートルあり、赤一色に塗装された姿が特徴です。
「登頂ツアー」は1974年7月15日の開通から15日で50年を迎えたことを記念して、港大橋を管理する阪神高速道路が企画し、4000人ほどの応募の中から抽選で選ばれたおよそ40人が参加しました。
参加者たちは、複数のグループに分かれて備えつけのエレベーターに乗り込み、海面からおよそ70メートルの高さにある橋の頂上部分の点検用通路まで登りました。
そして、車が行き交う高速道路を見下ろせる場所に立って、大阪港を一望する景色を楽しんでいました。
神戸市から妻と訪れた60代の男性は「ちょっと怖いですがすごくいい見晴らしです。港大橋はふだん車で走っていますが、こんなところに登れると思っていなかったので貴重な経験になりました」と話していました。