JR城崎温泉駅 駅員が涼しげな浴衣でお出迎え 兵庫 豊岡

夏の観光シーズンにあわせ、兵庫県北部の城崎温泉では涼しげな雰囲気で観光客をもてなそうと、6日からJRの駅員が浴衣姿で接客をしています。

古い旅館が建ち並んだ景観で知られる豊岡市の城崎温泉では、毎年、この時期にJR城崎温泉駅の駅員が浴衣姿で観光客を出迎えています。
ことしも、6日から改札や窓口を担当する駅員が色とりどりの浴衣やはっぴを着て、切符の確認や行き先の案内をしていました。
また、駅では6日から温泉街の風景や豊岡市のマスコットキャラクターが描かれた特急列車の乗り入れも始まり、浴衣を着た駅員らがホームから手を振って出発する列車を見送っていました。
兵庫県加古川市から訪れた小学生の男の子は「駅員の制服もかっこいいですが、浴衣姿も観光地ならではの取り組みでいいと思います」と話していました。
JR城崎温泉駅の小山雄輝 駅長は「城崎温泉は『浴衣が似合うまち』をアピールしています。玄関口の駅でも季節感や温泉街の風情を感じてほしいです」と話していました。
駅員の浴衣の着用は▼来月(8月)4日までの土曜、日曜、祝日と、▼祭りが行われる来月6日に実施されます。