サッカー伊東純也選手側と刑事告訴の女性2人 双方を書類送検

サッカーのフランス1部リーグ、スタッドランスの伊東純也選手から性被害を受けたとして女性2人が刑事告訴し、伊東選手側は事実無根だとして虚偽告訴の疑いで告訴状を提出したことについて、警察が2日、双方を書類送検したことが捜査関係者への取材で分かりました。

伊東選手をめぐっては、ことし2月に発売された「週刊新潮」が去年6月、女性2人が大阪のホテルで性被害を受けたと報じ、女性2人はことし1月、大阪府警に刑事告訴しました。
これに対し、伊東選手側は事実無根だとして2月に虚偽告訴の疑いで告訴状を提出していました。
大阪府警は双方から告訴を受理して捜査を進めてきましたが、2日、▽伊東選手とトレーナーを性的暴行の容疑で、▽女性2人を虚偽告訴の容疑で、それぞれ書類送検したことが捜査関係者への取材で分かりました。
今後、検察が処分について慎重に判断するものとみられます。