兵庫 淡路 「クレオメ」約12万本が見頃

チョウが舞う姿に似た花の「クレオメ」およそ12万本が兵庫県淡路市の公園で見頃を迎え、観光客などでにぎわっています。

淡路市にある観光施設「県立公園あわじ花さじき」では、およそ6000平方メートルの花畑に、ことし4月下旬から「クレオメ」の花の苗を植え育ててきました。
「クレオメ」は、熱帯アメリカ原産で、高さが1メートルほどあり、チョウが舞う姿にも似ていることから、「西洋風蝶草」とも呼ばれています。
ピンクや紫などの鮮やかな色に咲いたクレオメが花畑一面を染めていて、訪れた人たちは香りを楽しんだり花と自然を背景に写真を撮ったりしていました。
三重県から親子で訪れた40代の女性は、「色鮮やかな花とともに優しい香りを楽しむことができました。遠くに見える海や山の緑も美しくて心が落ち着きました」と話していました。
「県立公園あわじ花さじき」の広報担当、安部圭子さんは「曇り空や朝は花びらがよく開いていてよりきれいな景色を楽しめます。優しい色合いのクレオメを見て癒やされてほしい」と話していました。
この「クレオメ」は7月上旬まで楽しめるということです。