国連「人類は団結したとき最も強くなる」テーマに万博で展示

来年の大阪・関西万博でパビリオンを出展する国連の責任者がNHKのインタビューに応じ、「人類は団結したとき最も強くなる」をテーマにSDGsの取り組みなどについて展示を行うと語りました。

大阪・関西万博では約160の国や地域に加えて9の国際機関も参加する予定で、このうち国連パビリオンの責任者を務めるマーヘル・ナセル代表がNHKのインタビューに応じました。
国連パビリオンは「人類は団結したとき最も強くなる」をテーマにしているということで、ナセル代表は「人類としての共通の利益のために協力して取り組むことで、紛争よりも優れた解決策を見つけることができると、伝えたい」と話していました。
国連は2030年までに世界から貧困や格差などをなくそうと、健康、教育、環境など17項目からなる「持続可能な開発目標」=「SDGs」を定めていてこうした取り組みなどについて展示を行うということです。
大阪・関西万博もSDGs達成に向けた取り組みを開催意義の1つとして掲げていてナセル代表は、「目標の年まで残り5年のタイミングで行われるこの万博は、SDGsに焦点をあてる絶好の機会だ」として、万博が重要な役割を果たすことに期待感を示しました。