大阪・関西万博で実物大の「ガンダム像」を展示へ

大阪・関西万博に民間パビリオンとして出展する「バンダイナムコホールディングス」は、26日、実物大のガンダム像を会場で展示することを明らかにしました。

26日、新たに公開された実物大のガンダム像は、片ひざをついて、空に向かって右腕を突き出す姿で、高さは16メートル余りとなっています。
このポーズは、宇宙や未来に向けて手を差し伸べるイメージを表現していて、会社ではパビリオンの隣に設置し、来場者とともに未来を考える展示にしたいとしています。
関西で実物大のガンダム像が設置されるのは初めてだということで、会社は、ことし3月まで横浜市で展示されていたガンダム像の資材を再利用するなど、環境に配慮して製作を行うとしています。
「バンダイナムコグループ」のチーフガンダムオフィサー、榊原博さんは、26日のオンライン記者会見で「今回は稼働はしませんが、万博という機会を通してガンダムの世界観を感じてもらい、ファンの皆さんとともに作り上げるパビリオンにしたい」と話していました。
来年の大阪・関西万博では、「NTTグループ」や「パナソニックホールディングス」など、13の企業やグループが民間パビリオンを出展する予定です。