万博記念公園にある日本庭園が国の登録記念物に 大阪 吹田

1970年の大阪万博で国の出展施設として整備された大阪・吹田市の日本庭園が、国の登録記念物に登録されることになりました。

大阪・吹田市の万博記念公園にある日本庭園は、1970年の大阪万博で国の出展施設として整備されたもので、面積は、およそ25ヘクタールあり、4つの区画にそれぞれ異なる時代の造園様式が取り入れられています。
この日本庭園について、国の文化審議会は24日、文部科学大臣に答申し、大阪万博のテーマである「人類の進歩と調和」を表現しており、造園文化の発展に寄与したなどとして、国の登録記念物の「名勝地関係」に登録されることになりました。
これによって府内の登録記念物の数は、6件となり、府の万博記念公園事務所は、「日本庭園は、1970年当時の技術の粋を集めた名園なので、万博当時を知らない人にもぜひ、ご覧いただきたい」としています。