万博会場のメタンガス 爆発現場以外でも5か所 対策発表

大阪・関西万博の会場の建設現場でメタンガスによる爆発事故が起きたことを受け、博覧会協会は濃度が高い区画の建物に排気設備を新たに設けるといった対策を発表しました。

万博会場の建設が進む夢洲ではことし3月、会場北西部の「グリーンワールド」と呼ばれる区画で、工事の火花がメタンガスに引火して爆発事故が起きたほか、その後の調査で、会場東部の「パビリオンワールド」と呼ばれる区画でも5か所で法令で定められた基準以下のメタンガスが検出されました。
これを受けて博覧会協会は24日、安全対策を発表しました。
まず、爆発事故のあったグリーンワールド内のトイレ棟などでは、ガス抜き管で排出する方針だったのを改め、▽ファンを新たに設置して強制的にガスを排気するほか、▽便器や配管の周囲の隙間をシリコン材などで埋めガスの侵入を防ぎます。
さらに、▽室内、天井、地下ピット、いずれの場所にもガスの検知機を設置するということです。
また、パビリオンワールドも含めて、▽ガス濃度の測定を継続し、会期中は測定結果をホームページなどで毎日発信し、来場者の不安解消につなげるとしています。
追加工事による工期への影響はないとしています。
博覧会協会の藁田博行 整備局長は「万全の対策を実施する予定だ。メタンガスの状況はコントロールできるレベルにとどまっていると認識しており、みなさんには安心して会場に来てほしい」と話していました。