阪神尼崎駅前で工事現場のフェンス倒れ2人けが 強風影響か

22日正午すぎ、兵庫県尼崎市で工事現場のフェンスが、突然、歩道に倒れて、警備員と通りかかった女性に当たり、女性は骨を折る大けがをし、警備員の男性も軽いけがをしました。
兵庫県内は、梅雨前線の影響で強風注意報が出ていて、警察は、フェンスが強風で倒れた可能性もあるとみて調べています。

22日午後0時半すぎ、兵庫県尼崎市御園町のマンションの工事現場で、「看板が倒れた」と通りかかった人から消防に通報がありました。
警察と消防によりますと、工事現場と歩道を区切っていた金属製のフェンスが歩道側に倒れて、警備員の男性と通りかかった70代の女性に当たり、女性はろっ骨を折る大けがをし、警備員の男性も軽いけがをしたということです。
神戸地方気象台によりますと、兵庫県南部では梅雨前線の影響で22日朝から強風注意報が発表され、風が局地的に強まると予想されていました。
警察は、強風の影響でフェンスが倒れた可能性もあるとみて、詳しく調べています。
現場は、阪神電鉄尼崎駅前のビルや商業施設が建ち並ぶ地区の一角です。