神戸の動物園 マヌルネコの赤ちゃん生まれる

丸い体が特徴の「マヌルネコ」の赤ちゃんがことし4月に神戸市にある動物園で生まれ、報道関係者に公開されました。

神戸市中央区にある「神戸どうぶつ王国」で報道関係者に公開されたのは、ことし4月に生まれた「マヌルネコ」の赤ちゃん4匹とその母親です。
モンゴル語で「小さいヤマネコ」を意味する「マヌルネコ」は、主に中央アジアなどに生息するヤマネコで、丸い体とふわふわした厚い毛が特徴です。
飼育員によりますと、4匹はいずれも生まれた当初は体重160グラムほどでしたが、この2か月ほどで体重は1キロになり食欲もあって順調に成長しているということです。
この日は専用のスペースで母親に体を寄せたりきょうだいで走り回ったりして元気な様子を見せていました。
飼育員の藤井菜摘さんは、「親子の様子やマヌルネコ特有のかくかくした動きなどもぜひ楽しんでほしいです」と話していました。
一般公開は6月21日からで、午前10時から11時半までと、午後1時半から3時までの1日2回、親子の様子を見ることができます。