大阪・関西万博 ボランティア人数を2万人から3万人に拡大

来年の大阪・関西万博で、運営を補助するボランティアに応募した人が5万5000人余りと、目標の2万人を大きく超えたことを受けて、博覧会協会はボランティアの人数を3万人に拡大すると明らかにしました。

大阪・関西万博に向けて博覧会協会と大阪府、そして大阪市は▽会場内で来場者の案内や施設の運営補助をしたり▽空港や駅で案内をしたりするボランティアを募集し、およそ2万人の目標に対して、先月(4月)末の締め切りまでに、のべ5万5634人から応募がありました。
これを受けて、博覧会協会などは、ボランティアの人数を1万人増やして、3万人に拡大すると、27日、明らかにしました。
ボランティアの内訳は▼会場内が1万4000人▼駅など会場の外が1万6000人で、抽せんを行ったうえで来月(6月)3日から結果を通知し、来月中旬以降、面談や研修などを実施することにしています。
博覧会協会の東川直正 副事務総長は「大変多くの方にご応募いただき感謝しています。受け入れ人数を増やしましたが落選する方もいるので申し訳なく思います」と話していました。