大阪・関西万博の運営業務スタッフ 目標の2倍以上応募

来年の大阪・関西万博で、会場内での案内や迷子の捜索といった運営業務を担うスタッフの募集に対して、すでに目標の2倍以上の応募が寄せられていることが分かりました。
募集は予定通り来月(6月)末まで続けるということです。

来年4月に開幕する大阪・関西万博では、会場の入退場ゲートや案内所での問い合わせ対応などを担う「サービスクルー」と呼ばれるスタッフあわせて600人を時給1850円で4月から募集しています。
博覧会協会からスタッフの募集などを請け負った会社によりますと、これまでに2倍以上の応募が寄せられたということです。
応募は予定通り来月末までホームページで受け付けを続けるということで、書類と面接による選考を通過した人にはことし10月以降、研修を受けてもらうということです。
大阪・関西万博をめぐっては、関心をどう高めるかが課題になっていますが、目標の2.7倍の応募があったボランティアに続いて、運営スタッフの募集でも人手を確保するメドがたった形です。
博覧会協会は「多くの人からご応募いただき、一生に一度の経験ができる機会への期待の表れだととらえている。引き続き積極的なご応募をお待ちしています」としています。