チェコパビリオン地鎮祭 ガラス製のマスコットも発表

来年の大阪・関西万博に参加するチェコは15日、パビリオンの建設を前に地鎮祭を行い、あわせてパビリオンのシンボルとなるガラス製のマスコットキャラクターを発表しました。

夢洲で開かれた地鎮祭には、チェコや博覧会協会の関係者などが出席し、建設工事の安全を祈りました。
チェコのパビリオンは、「人生のための才能と創造性」をテーマに、チェコの伝統産業であるガラスや木材を使ったらせん状の建物で、チェコで生産・加工された資材を使用するということです。
▽音楽の演奏会などを開く多目的ホールや、▽レストランも備え、チェコの文化や料理も楽しめるということです。
また、パビリオンのマスコットキャラクターも紹介されました。
クリスタルガラス製で、前回、1970年の大阪万博でも作品が展示されたガラス芸術の作家によるもので、作家の名前にちなんで「レネー」と名付けられています。
チェコのオンドジェイ・ソシュカ政府代表は「万博の開幕まであと333日しか残っておらず、この短い時間でパビリオンを建設するのは大変だが、建設会社などと連携することで開幕に間に合わせられると確信している。たくさんの人の来場を楽しみにしている」と話していました。