丹波焼の魅力を発信 陶芸体験楽しむ催し

丹波焼の魅力を発信 陶芸体験楽しむ催し

日本の伝統的な焼き物の一つ、丹波焼の魅力を伝える催しが兵庫県丹波篠山市で開かれ、多くの人でにぎわいました。

丹波篠山市の立杭地区は、およそ60軒もの窯元が集まり、4日は、大型連休に合わせて、すべての窯元が開放されました。
窯元のひとつでは、作家の指導を受けながら茶わんづくりを体験することができ、参加した人たちは、丹波の土でできた粘土をろくろの上に載せ、手でこねながら形を整えていました。
また、器の展示販売のコーナーには、花の形をした小皿などさまざまな色の皿が並び、訪れた人たちが手に取ってじっくり選んでいました。
茶わんづくりを体験した姫路市の50代の女性は「ふだんから丹波焼が大好きで、今回の茶わんづくりを楽しみにして来ました。窯元の先生に直接教えてもらえる機会もなかなかないのでよい経験ができました」と話していました。
60代の男性は「初めての陶芸経験でしたが楽しくできました。自分は抹茶をたてられないのですが、妻にたててもらったものをこの器で飲みたいです」と話していました。
このイベントは5日まで開かれています。