“水防団員を確保したい” 近畿地方整備局がPR動画作成

堤防のパトロールや水害時の避難誘導などを行う「水防団」の担い手が全国的に減少するなか、近畿地方整備局は水防団の役割を知ってもらおうと活動内容をPRする動画を作り、インターネットで公開を始めました。

国土交通省などによりますと、堤防のパトロールや水害時の避難誘導などを担う「水防団」の団員数は、去年4月の時点で全国で1万2000人あまりいますが、20年ほど前に比べると4000人以上、率にしておよそ3割も減っています。
さらに、団員のほぼ半数が60代以上と高齢化も進んでいて担い手の確保が深刻な課題となっています。
こうしたなか近畿地方整備局は、水防団の役割や活動を知ってもらうことで担い手の確保につなげようと、新たに動画を作成し、インターネットで公開を始めました。
動画では、水防団員が堤防に異常がないかパトロールする様子や地域住民に防災対策を呼びかける様子に加えて、「生まれ育った場所に恩返しがしたかった」など水防団員の思いも紹介されています。
近畿地方整備局は、「近年は、豪雨災害が頻発し、水防団の活動がますます重要となっているので動画を通じて関心を持ってもらいたい。活動に興味がある場合は、住んでいる自治体に問い合わせてほしい」と話しています。