御堂筋 歩道拡張し飲食スペース 目指すはシャンゼリゼ通り

大阪のメインストリート、「御堂筋」で、車道の一部を歩道にした区間がさらに広がり、27日から、飲食スペースを設けてにぎわいを生み出そうという取り組みが始まりました。

難波から梅田まで大阪の中心部を南北に貫く「御堂筋」では、車道の一部を歩道に変える取り組みが進められていて、おととし(2022年)、南海なんば駅付近から道頓堀川までのおよそ400メートルの区間の歩道が先行して広げられました。
26日からは、周防町筋から長堀通までの330メートルの区間も歩道の幅がこれまでの2倍以上に広げられ、27日から、新たなにぎわいを生み出そうと、▼キッチンカーが出店したり、▼テーブル席や立ち席などおよそ150席を備えた飲食スペースを設けたりする取り組みが始まりました。
取り組みを主催する「御堂筋・長堀21世紀の会」の小室孝裕 理事長は「パリのシャンゼリゼ通りのように、地元にとっても、旅行者にとっても楽しい場所を目指したい」と話していました。
この取り組みは、ことし11月まで行われる予定で、今後も花壇を設置するなどして魅力的な空間づくりを進めていくということです。