奈良 桜井 “花の寺”長谷寺で約7000株のぼたん見頃

花の寺として知られる奈良県桜井市の長谷寺で、およそ7000株のぼたんの花が見頃を迎えています。

長谷寺のぼたんは平安時代に中国から贈られた苗を境内に植えたのが始まりと伝えられていて、150種類、およそ7000株が栽培されています。
境内では、真っ赤な花びらの「太陽」や淡いピンク色の花の「紫紅殿」という品種が見頃を迎えています。
参拝に訪れた人たちは本堂へと続く「登廊」と呼ばれる石段の横に植えられた色鮮やかなぼたんの花を写真に収めたりゆっくりと眺めたりして楽しんでいました。
大阪から訪れた50代の女性は「ぼたんがとても華やかで引きつけられて目が離せなくなります」と話していました。
また、三重県から夫婦で訪れた60代の女性は「花が大きくていい香りがしてとてもきれいです」と話していました。
長谷寺のぼたんの花は、来月(5月)12日まで楽しめるということです。