1970年大阪万博 館内スタッフらが当時の様子振り返る

来年開催される大阪・関西万博を前に、1970年の大阪万博でパビリオンの館内スタッフをつとめた3人の女性らが当時の様子を振り返る催しが、25日、大阪市内で開かれました。

この催しは、1970年の大阪万博でパビリオンを出展した大阪・中央区の美容関連設備メーカーで開かれ、パビリオンの館内スタッフをつとめた3人の女性のほか、当時、館内スタッフたちが身につけたユニフォームをデザインした大阪府出身のファッションデザイナー、コシノジュンコさんもオンラインで参加しました。
館内スタッフをつとめた3人は▼写真や映像、そして、▼身につけていたユニフォームなどを見ながら、当時の盛り上がりや大勢がパビリオンに詰めかけていた様子などを振り返りました。
3人はこのあと、オンラインでコシノさんと対談を行い、コシノさんは「ユニフォームで日本のファッショナブルなものを世界に見せられたと思う。3人には思い出だけでなく、次の世代にその経験も伝えていってほしい」と呼びかけました。
催しを終えたあと、館内スタッフをつとめた大阪・茨木市の寺西美貴子さんは、来年、大阪・関西万博でスタッフをつとめる人たちに、「自分が楽しく働いたら、お客さんも楽しくなる。それを大事にしてほしい」とエールを贈っていました。