神戸まつり開催 1か月前倒し パラ陸上世界選手権もPR

神戸市の恒例イベント「神戸まつり」がことしは1か月前倒しで開催され、5000人を超える市民たちが参加してパレードが行われました。

ことしで51回目となる神戸市の恒例イベント「神戸まつり」は毎年5月に開催されていますが、ことしは来月、パラ陸上の世界選手権が市内で行われることを受け、1か月前倒しで開催されました。
オープニングでは能登半島地震の被災地の復興を願って、金沢市の「金沢百万石祭り」で毎年演奏されている和太鼓の演目を高校生などのグループが披露しました。
そして、60余りの団体のあわせて5000人を超える市民たちがパレードを行い、地元の高校生などのマーチングバンドや、華やかな衣装に身を包んだサンバのチームが次々と登場して、沿道の人たちを沸かせていました。
また、パラ陸上の世界選手権をPRしようと、組織委員会の増田明美 会長や現役のアスリートたちもパレードに参加し、来月の大会に向けて応援を呼びかけていました。
西宮市の30代の女性は「初めて見に来ましたが、雨の中にもかかわらず、皆さん懸命に踊っていて感動しました。サンバのリズムが流れると、子どもも喜んでいました」と話していました。