京都の初夏の風物詩 京都薪能 ことしのテーマは「光源氏」

かがり火のもとで能と狂言を上演する京都の初夏の風物詩「京都薪能」について、ことしは「光源氏」をテーマに開催すると主催者が発表しました。

「京都薪能」は、毎年6月1日と2日に平安神宮に特設舞台が設けられ、かがり火のもとで京都を代表する各流派の能と狂言が上演される京都の初夏の風物詩で、毎年、テーマを決めて演目が発表されます。
18日は、京都市左京区の平安神宮で、イベントを主催する京都能楽会が、ことしは「光源氏」をテーマに上演を行うことを公表しました。
2日間にわたって、伝統的な作品から新作まで8つの演目を上演するとしています。
「京都薪能」はことしで73回目を迎え、京都能楽会の井上裕久理事長は「京都薪能では源氏物語の登場人物を見て楽しんでもらいたい」と話していました。