来年の大阪・関西万博 機運の醸成につなげる催し

来年の大阪・関西万博に向けて、全国的な関心をどう高めるかが課題となる中、機運の醸成につなげようという催しが、17日、大阪市で開かれました。

この催しは、大阪・関西万博まで1年を切るなか、万博への関心を高めようと大阪府と大阪市が開き、およそ1800人が集まりました。
催しでは、ロックバンドのライブ演奏や万博をテーマにしたパネルディスカッションなどが行われ、あいさつで、吉村知事は「『新しい技術や未来社会がそこにある』というものを、1年後に大阪でやるので、ぜひみなさん来てください」とアピールしました。
また、横山市長は、府や市などが設ける「大阪パビリオン」では自分の健康に関するデータをもとにつくられる25年後の姿を見ることができると紹介しました。
親子で参加した高校3年生の女の子は「話を聞いて、万博が目の前に迫っている実感が持てました」と話していました。
万博をめぐっては、前売券の販売が本格化する中でどのように全国的な関心を高めていくかが課題となっていて、府や市は機運の醸成に向けて、重点的にPRを行う期間を設けるなど、情報発信を強化していくことにしています。