阪神高速4号湾岸線大規模工事 11キロの区間で終日通行止め

大阪市内から関西空港に通じる阪神高速4号湾岸線の大浜から泉大津の区間では、16日から老朽化した道路を修復する大規模な工事が始まりました。
これに伴って、この区間は、今月(4月)26日まで上下線とも終日通行止めとなります。

阪神高速4号湾岸線の大浜から泉大津までのおよそ11キロの区間は、開通から30年以上がたち老朽化が進んでいることから、初めて、通行止めを伴う大規模な修復工事を行うことになりました。
阪神高速道路によりますと、ひびが入ったコンクリートに雨水が染みこむことでさらに劣化が進むということで、現場では、耐久性が高いコンクリートに張り替えるため道路の表面を削る作業が行われていました。
この区間は、今月26日の午前6時まで、上下線ともに終日通行止めとなります。
周辺の国道26号線などでは渋滞が予想されることから阪神高速道路は、▼電車などを使って移動することや▼車を使う場合は、渋滞が予想される時間帯を避けることなどを呼びかけています。
阪神高速道路大阪保全部保全管理課の安積恭子さんは、「今回の工事は、道路の長寿命化が目的です。ご迷惑をおかけしますがご協力をお願いします」と話していました。