大型連休 関西発の海外旅行 去年の2.3倍に

ことしの大型連休に、関西を出発して海外旅行に出かける人は、2023年の2倍以上に増えていることが大手の旅行会社のまとめでわかりました。
ことしは円安などの影響でアジア圏が人気だということです。

大手旅行会社のJTBは、4月25日から5月5日までの宿泊を伴う海外旅行の予約人数をまとめました。
それによりますと、4月3日の時点で、関西2府4県を出発して海外旅行に出かける人は、去年の大型連休と比べておよそ2.3倍と大幅に増えていました。
旅行会社は、新型コロナの水際対策が緩和されたことで、旅行先に海外を選ぶ人が増えたとしています。
ただ、行き先は台湾が最も多く、次いで韓国、ハワイとなっていて、円安などの影響でアジア圏を選ぶ人が多いということです。
調査を行った旅行会社は、「コロナ禍のあと、旅行への機運が高まり、特に海外旅行は行きたい人が増えている。台湾では4月3日に地震が起きたが、キャンセルが増えるといった大きな影響は今のところない」と話しています。