万博まで1年 阪急電鉄が過去・現在・未来を楽しむ特別列車

大阪・関西万博の開幕まで1年となったことを受けて、阪急電鉄は、前回、1970年の万博から現在まで、そして、さらに50年後の未来へと時代の移り変わりを体験できる特別列車を一日限定で運行しました。

阪急電鉄が13日、一日限定で運行したのは「イマーシブ列車『EXPO TRAIN阪急号』」です。
列車のなかには、▼前回、1970年に開かれた万博の際に阪急電鉄が作製したポスターが展示されているほか、▼当時の駅前や町並みの写真と同じ場所のいまの写真が並べて展示され、時代の移り変わりを感じることができます。
また、別の車両には、▽沿線の自治体の特産品などを販売するブースや▽いまから50年後の駅を想像して描いたパネルの展示などがあり、事前に応募したおよそ100人が乗り込んで楽しんでいました。
神戸市出身の40代の会社員の男性は、「展示をみて、懐かしく感じました。来年の大阪万博については、良いニュースばかりではありませんが、開催を楽しみにしています」と話していました。
阪急電鉄運輸部の岩田唯淳さんは、「関西を基盤として町づくりをしてきた当社として、多くのお客様に国内外からそして沿線からも万博に来てもらい、関西をさらに楽しんでいただきたいです」と話していました。