奈良 明日香村 石舞台古墳を彩る桜

奈良県明日香村にある観光名所、石舞台古墳の周りに植えられた桜が、先週満開を迎え、多くの観光客が集まりました。

飛鳥時代の権力者、蘇我馬子の墓という説もある石舞台古墳の周りには、ソメイヨシノなどおよそ30本の桜が植えられています。
地元の観光協会が、春に訪れた人に楽しんでもらおうと、60年ほど前から植樹して育ててきたもので、今月5日は、古墳を染めるように桜が満開になっていました。
桜に彩られた石室のまわりは多くの観光客が集まり、スマートフォンで、古墳と桜をバックに記念撮影をしたり、散策を楽しんでいました。
東京から訪れた夫婦は、「この場所が、村の中でいちばんきれいです。最高の季節に来ることができました。とても美しかったので写真をたくさん撮りました」と話していました。
また、大阪・泉大津市から来た夫婦は「桜が見事に咲いているので、古墳と一緒に写真を撮ると古墳が引き立ってきれいでいい感じです。」と話していました。